ウォーハンマー、始めました。
ウォーハンマーとはなんぞや
いきなりですが、"ウォーハンマー"というゲームを知ってますでしょうか。
ウォーハンマー(Warhammer)とは、イギリスのゲーム製作会社ゲームズワークショップが製作・販売しているミニチュアゲームのシリーズ名。
同社の主要なコンテンツであり、ファンタジー世界を舞台にしている「ウォーハンマー:ファンタジーバトル」(ウォーハンマーFB)と、SF世界を舞台にしている「ウォーハンマー40,000」(ウォーハンマー40K)の、二つのシリーズで展開されている。
大小さまざまな駒を使って行う対戦型のゲーム(っていう認識)なんですが、ミニチュアゲーム界では代表的な存在らしく、30年以上前に生まれてから、現在もめっちゃ有名なシリーズらしいです。
駒となるミニチュアもいろいろ種類があって、人型だったりネズミだったり悪魔だったり……
そういった駒ごとの種族、勢力別に駒を集めて遊ぶらしいです。
そして、ただ遊ぶだけじゃなくて、ゲームで使用する駒を自分で組み立てて、着色するのも魅力の1つですね。
ミニチュアの完成度も高いので、着色だけ行う人も多いらしいです。
詳しいルールとか概要は、リンク貼ったwikiとか公式サイトなんか見たほうが早いと思います(間違った内容言ってるとアレなので是非見て下さい)
例えば
これはウォーハンマーFBに登場する"ナイトホーント"という種族。
ロードオブザリングとかゲームオブスローンズに出演できそうな、いかにもなファンタジー世界のユニットですね。
かっこいい。
続いてウォーハンマー40kに登場するオーク(オルク?)族の
"Ghazghkull Thraka"(読めない)
世界観が近未来なので、オークとかエイリアンみたいなのも銃とか戦闘機使ってますね。SFですSF。
かっこいい。
画像は2枚とも制作元であるゲームズワークショップのHPからお借りしました
イギリスの会社が制作しているので公式サイトは英語だらけですが、商品の豊富さと世界観は感じることができると思います。
そんなウォーハンマー、コンテンツを知ったきっかけは忘れちゃったんですが、もともとファンタジー要素たっぷりのゲームや映画が好きだったので、自分でキャラを作ってみたいと思い始め、いろいろ調べてみることに。
「まずは近所に取り扱ってる店舗があるか調べよう」と思い、公式サイトの「store finder」のページで郵便番号を入力。周辺地域の販売店を検索してくれます。
とりあえず滋賀にある自宅の郵便番号を入力。
近い。
原付で30分くらいの位置にありました。
お店の名前が英語表記になっているので調べたところ「ハピネス工房」というお店でした。
ウォーハンマー専門店というわけではなく、模型全般取り扱っているお店でした。
思い立ったが吉日ということで、twitterで連絡を取り、翌日にお店に伺わせていただくことに……
というのが昨日(25日)の話。
本日(26日)、原付かっ飛ばして行ってきました。
実際にミニチュア製作
12時前くらいにハピネス工房さんに到着。
世の大半の人は仕事か勉強に勤しんでいる平日の真っ昼間ですね。
お店に入ると、twitterで連絡を取っていた店長さんが出迎えてくれました。
僕の「ウォーハンマーに興味あるけどプラモデル作ったことないです」的な雑なメッセージにも快く対応してくれ、実際に初心者用の資料も用意してくれた優しい御仁です。
そして、僕が来たはいいけど何をするかノープランだったことに気づいて焦った頃に、
「ミニチュアのサンプルがあるから、良かったらやっていきますか?」
とのことで、来てすぐにミニチュア作りをさせてもらえることに。
何から何までありがとうございます……
ちなみに、店内はこんな感じで
お客さんが製作したフィギュアやプラモデルが展示されていました。
冷たい飲み物も出してくれました。
今日めちゃめちゃ暑かったのでだいぶ助かりました。
いざ着手。
今回作るのは、上の写真の作品に出てくるキャラですね。
昔のガレンみたいな騎士がアップで写っています。デマーシアとか言ってたら完璧ですね。
が、作るのはこっちの彼です。
蛮族を殴り倒そうとしている騎士ですね。
そして、パーツがこちら。
台座を抜いたら4つのパーツしかないので、組み立てるのが非常に楽でした。
ニッパーで切って、ナイフで出っ張りを削って、接着剤で接合して……
プラモ歴0秒の僕でも、いろいろ教わりながら何とか組み立ててこんな感じに。
左手と盾のパーツは、先に接着してしまうと着色が難しくなってしまうらしいので、
それ以外のパーツを接着しました。
組み立てたら、次はサーフェイサーをミニチュアに塗ります。
このサーフェイサーを塗っておくと、ミニチュアに着色する際に、塗料の食いつきが良くなる効果があるらしいです。
エアブラシを使って全身に黒いサーフェイサーを吹き付けていきます。
完了。
表面処理が終わったら、次はいよいよベースカラーを塗っていきます。
先ほどと違って、細い筆で色を付けていくので繊細な塗り方を要求されます。
このおっちゃんは"金色"の鎧を着ているので、金色の塗料を鎧部分にペタペタと塗っていきます。
コツとしては、塗料を多めに付けて、ミニチュアの表面で伸ばしていく感じらしいです。
1回塗っただけだと下地の黒色が透けて見えるんですが、乾いてから2度塗り3度塗りと繰り返していくと、下の色が完全に隠れて綺麗に着色できました。
金色塗り
肩部やハンマー、腰の剣や前掛けにも着色
それっぽくなってきました。
ベースの色が濡れたら、次にシェイドカラーを塗ります。
シャバシャバの液体の塗料なんですが、鎧のくぼみや隙間に液を流し込むと、
陰影がつくらしいです。
比較対象が無いのであれなんですが、
背面の筋?の部分に、茶色のシェイドを流し込むことで、金色の影っぽくみえるようになってます。
写真ではわかりづらいんですが、実際見てると立体感出てきて楽しくなってくるんですよね。
後はハイライトをつけるためにベースカラーより少し明るめの色を、フィギュアの出っ張り部分に薄く塗っていきます。
シェイドカラーでできた影っぽさと相まって、立体感がより増していくのがわかります。
*(この辺から色塗りが楽しくて写真撮るの億劫になってます。)
最後に、パーツの縁に明るい色をつけて、パーツがくっきり見えるように。
前掛けの薄い水色、店長さんにめちゃめちゃ手伝ってもらいました。
盾も塗って
鎧より塗りやすくて一番楽しかったパーツでした。
くっつけて完成!
お~~~~~~~~~っ!!
めっちゃそれっぽい!
名前はおろか、勢力すら知りませんが、湧いちゃいますねぇ。
愛着。
実際やってみて
よく見ると、盾の内側塗ってなかったり、右手の着色薄かったり、金色の鎧の部分を青く塗ってしまっていて、鎧の上から腰巻巻いてるおじさんになってしまっていたり。
後から問題は湧いて出てくるんですが、完成した瞬間は達成感というか、やっぱりめっちゃ嬉しいですね。
持って帰ってからもしばらく眺めてます。
諸々が初めてだったこともあり、レクチャー込々で4時間近くかかりました。
でも、細い線を書くために息を止めたり、塗ってる間は集中してたので、あっという間でした。
店長さんには、ほぼ付きっ切りで見てもらい、アドバイスも沢山頂きました。帰り際にビギナー向けのガイドブックも頂き、何から何までして頂いて、本当にありがたいです。
今後の事を考えると、ゲームプレイの関係上、勢力を1つ決めてミニチュアを集めたほうがいいらしいです。
貰ったガイドブックや、公式ページで気に入ったキャラを見つけてお取り寄せっていうのが流れになりそうですね。
思った以上にミニチュア製作が楽しかったので、ゲームするより、色塗る方に力注ぎそうです。余裕ができればゲームもしたいんですけども。
最後に、ハピネス工房さんありがとうございました。
時間かけるかもですが、気に入った勢力見つけて集めたいと思います。
ブログ書くの初めてなんで誤字とか読み辛い箇所があると思いますが、滋賀でウォーハンマー(の塗装)楽しんでる奴いるよってことだけわかってもらえればと思います。
お疲れさまでした。